中古住宅でも高評価“ジャパンクオリティ”。
東京のような人口密集地ではなく、宮城県仙台市などには素晴らしい住宅地がたくさんあります。
不動産は駅近や緑地の有無などの立地条件が問題になりますが、宮城県はもともと文京の町という色合いが濃いエリアが多数点在していますので、緑地や公園といった環境条件には事欠かないところだと認識しています。
私は不動産関係のマーケティングを担当している関係上、首都圏をはじめ、日本全国の地価の推移や新築着工件数の推移などを、定期的に調査しています。
みなさんも良くご存じだと思いますが、最近ではアジア系の方を中心に、東京・首都圏ではなく、宮城県仙台市などの地方都市に住みたいという方が増えています。
あまり活字にはしたくない事柄ですが、東京や大阪と同じように都市化がすすんだ宮城県仙台市には、自己破産などで任意売却や競売となり、売りに出されている不動産物件がたくさんあります。
任意売却で仕方なく売りに出された物件は立地環境が良く設備も最新で、築年数も若いのに格安な販売価格で売却に出されています。
債務者であったり、担保権者であったりある債権者が、できるだけ早い時期での換金を望んでいるからです。
そうした不動産にもアジア圏のお客様から問合せが入ります。
しかも一度に複数の物件を購入する方もいて、ときには入札のような形式で購入希望者どうしが競り合うこともあります。
不動産売買の仲介に入った業者としては、短期間に手っ取り早く手数料収入が得られるので、“非常に旨みのある案件”というわけです。
任意売却に踏み切ったオーナーは、おそらく永住のための自宅としてかなり手を入れたに違いない試着のある物件が、サイトを通じて世界中に宣伝され、人気を呼んでいます。
「ニッポンは衣服や生鮮食料品ばかりではなく、中古住宅も高品質」なのだそうです。
Categorised as: アジアからの購入希望者
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